給湯器を交換する時に知っておきたいこと

給湯器を交換する際は慎重に!

給湯器を使っている時に、急にお湯が冷たくなったり熱くなることもありますが、温度が安定しなくなると給湯器の交換を考えた方がいいかもしれません。

給湯器を交換する場合はどんな種類があるのか確認してから交換すると後で後悔しません。

給湯器のきほんでは、「給湯器についてこれだけは知っておきたい!」をまとめています。

給湯器の燃料とは

給湯器は燃料によって対応した機種がありますので、交換する時には今使っているガス種が何かを知っておきましょう。

新たに取り付ける場合には、お住まいの地域で主に使われている燃料を調べましょう。

給湯器にはガスを燃料としたタイプや電気を燃料としたタイプがあります。

さらに石油(灯油)を燃料とするタイプもありますが、石油を使うのは北国など寒冷地でお湯を大量に使う地域が多いです。

もっとも流通しているのはガスを燃料としたガス給湯器です。

ガスには都市ガスとプロパンガスがあり、それぞれ対応機種が違います。

もしプロパンガスから都市ガスに乗り換える場合は、メーカーに依頼をすれば合法的に改造してもらえます。

給湯式には貯湯式と瞬間式がありますが、瞬間式はガスや石油の力でお湯を使う時にすぐさま沸かすシステムで、貯湯式は電気代が安い深夜にお湯をまとめて沸かしておき、専用のタンクに溜めておくシステムです。

追い焚き付きならオートかフルオート

追い焚きができる給湯器にはオートとフルオートがあります。

追い焚きは湯船のお湯を給湯器まで循環させて温め直すため、水道代の節約にはぴったりです。

オートは追い焚きとお湯はり機能がありますが、フルオートなら前の人が入ってお湯が足りなくなった時でも、自動的に新しいお湯を継ぎ足してくれるので便利です。

さらに、フルオートは追い焚き用の配管を自動で洗い流す機能があります。

追い焚き管は汚れが溜まり細菌が繁殖しやすい環境のため、清潔さで選ぶなら断然フルオートがおすすめです。

号数は低すぎても高すぎても良くない

給湯器を選ぶ時は号数もしっかり確認して選ぶことが大事です。

号数が大きいほど一度に大量のお湯を沸かせるので、家族が多い場合は便利です。

号数が小さい場合だと、お皿を洗いながら、お風呂に給湯する場合は水圧がかなり低くなってしまいます。

大勢の家族でお湯を使う場合は号数が多いものを選ぶといいでしょう。

しかし、お湯をあまり使わず16号で十分な環境であるのに20号や24号を選ぶとなると、給湯器の能力を最大限に活用できないため、無駄になります。

給湯器のことは給湯器のプロへ!

簡単に紹介しましたが、このほかにも給湯器には壁掛型や据置型、マンションのPS設置タイプ、1つ穴タイプと2つ穴タイプなど設置環境で取り付けることのできる製品が変わります。

また、今主流のエコジョーズなどエコタイプの給湯器や、昔ながらの風呂釜、台所の湯沸かし器など種類が数多くあります。

どんな種類があるのか確認してから交換すると後で後悔せずに済みますが、わからないことが多いと思います。

業者に問い合わせをすると、どういった給湯器が良いかを判断してくれるでしょう。

きちんと信頼できる専門店で給湯器を交換することをおすすめします。